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モバイル製品の機能

Esri のモバイル アプリは、ArcGIS Online および ArcGIS Enterprise を通じた現場のワークフローを実現します。 すべてのアプリは次の機能をサポートしています。

  • アクセス制御のための指定ユーザー ID
  • コンテンツへのアクセスを制御するグループと共有の活用
  • 権限を制限する ArcGIS カスタム ロールの使用
  • 送信中のデータを暗号化する HTTPS
  • MDM (モバイル デバイス管理) ソリューションと共に使用するための AppConfigsettings

アプリの構成 (AppConfig とも呼ばれます) は、ポータル URL などのアプリケーションの設定を提供する形式を意味します。 モバイル アプリをインストールするときに、毎回これらの設定を手動で構成する代わりに、MDM を使用して自動的にアプリ設定を指定して適用することができます。 これらの設定は、XML ファイルのキー値のペアの辞書として設定されます。 辞書の作成方法は、使用する MDM に応じて異なります。 アプリの構成の詳細については、AppConfig Community をご参照ください。

プライバシーに関する注意事項

  • ユーザーは、個人情報 (PII) の収集を制限または防止できるようにプロジェクトを設計する必要があります。
  • PII を格納するオンプレミスの ArcGIS Enterprise ホスト データを利用したハイブリッド ソリューションの設計を検討してください。
  • HTTPS のみが必要なように組織を構成してください。

ArcGIS Field Maps - 現場作業のための一体型アプリ。

  • デバイス、アカウント、およびデータの要件については、最新のヘルプをご参照ください。
  • portalURL (組織のポータル URL)、匿名アクセス (認証されたアクセスではなく匿名アクセスを可能にする)、trackingUploadLKLFrequency (最新位置のアップロード頻度)、trackingUploadTracksFrequency (追跡のアップロード頻度)、および useInAppAuth (サイン インおよび認証のための Web ビュー) の AppConfig のサポート
  • 証明書を使用する公開鍵基盤 (PKI) によるサイン インのサポート

ArcGIS Collector - マップ中心のデータ コレクションおよび編集を提供します。

  • Creator ユーザー タイプが必要です。
  • コンテンツへの共有および編集アクセスを制御するフィーチャ サービス ビューをサポートしています。
  • セキュリティを強化する AppConfig 標準およびモバイル アプリケーション管理ソリューションをサポートしています。portalURL パラメーターをご参照ください。
  • オフラインで表示できるようにベースマップのサイドローディングをサポートしています。
  • Esri のエンタープライズ ジオデータベースのトランザクション モデル (バージョン対応、バージョン非対応、履歴管理) をサポートしています。
  • 編集者や位置の共有機能は、次のような情報を収集できます。
    • データを作成したユーザー (指定ユーザー アカウントのユーザー名)
    • データが作成されたとき (作成時の日時)
    • データの収集元 (メートル単位での GPS 精度)

ArcGIS Survey123 - フォーム中心のデータの収集および編集をサポートしています。

  • Creator ユーザー タイプが必要です。
  • コンテンツへの共有および編集アクセスを制御するフィーチャ サービス ビューをサポートしています。
  • オフラインで表示できるようにベースマップのサイドローディングをサポートしています。
  • portalURLAppConfig のサポート
  • survey123.arcgis.com を使用して作成された調査の [共同作業] タブを使用して、調査を関係者グループで共有します。
    • [共同作業] タブを使用すると、ArcGIS ホスト フィーチャ レイヤー ビューを利用して、関係者からの編集アクセスをブロックできます。
  • プライバシーとセキュリティを尊重した公開調査の実施に関わる GIS 管理者、調査所有者、またはユーザー向けのガイダンスについては、テクニカル ペーパー「パブリックな ArcGIS Survey123 の結果の検索とアクセス制限」を確認してください。

ArcGIS Explorer - GIS マップの表示およびマークアップをサポートしています。

  • 一般の閲覧者、Viewer、Creator の各ユーザー タイプをサポートしています
  • プライベートまたはパブリックに共有された Web マップを開いたり表示する機能をサポートしています
  • (ダウンロードまたはサイドローディングされた) オフライン マップをサポートしています
  • セキュリティを強化する AppConfig 標準およびモバイル アプリケーション管理ソリューションをサポートしています。portalURL をご参照ください。

ArcGIS Navigator - 詳細なルート案内を伴うルート検索を可能にします。

  • Viewer ユーザー タイプと追加のライセンスが必要です。
  • (ダウンロードまたはサイドローディングされた) オフライン マップをサポートしています。
  • カスタム ナビゲーション マップで、組織の対象物やカスタム道路のルートの確認、カスタム移動モードの使用などが可能です。
  • portalURL および enableLocalAuthentication (iOS) の AppConfig のサポート

ArcGIS Workforce - 現場作業の計画および調整を可能にします。

  • ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise を介してアクセスを制御します。
  • Web アプリは、組織内で送信中のすべてのデータを暗号化するために、HTTPS のみを有効化する必要があります。
  • フィーチャへのアクセス (作成、削除、検索、更新) を制限することで、ユーザーの権限を制限します。
  • portalURL、uploadTracksFrequency、および updateLKLFrequency の AppConfig のサポート
  • 編集者や位置の共有機能は、次のような情報を収集できます。
    • データを作成したユーザー (指定ユーザー アカウントのユーザー名)
    • データが作成されたとき (作成時の日時)
    • データの収集元 (メートル単位での GPS 精度)

ArcPad - 現場スタッフが現場で GIS データを収集、編集、更新、および検索できるようにします。

  • 2021 年 12 月 31 日に廃止されました。
  • データの取得、編集、および調査ワークフローに ArcPad を使用しているお客様は、現在の ArcGIS の現場操作アプリ (Collector for ArcGIS、Survey123 for ArcGIS、および ArcGIS QuickCapture) を評価する必要があります。
注意:

すべての ArcGIS モバイル アプリに関するベスト プラクティスのガイダンスについては、テクニカル ペーパー「ArcGIS Secure Mobile Implementation Patterns 」をご参照ください。


このトピックの内容
  1. プライバシーに関する注意事項